2019.6.13

誰の「顔」を東京の空に浮かべる? 「目」参加の公開ミーティング「顔会議」が6月23日開催へ

アーティストグループ「目 / [mé] 」が発案し、東京都とアーツカウンシル東京が主催する「Tokyo Tokyo FESTIVAL」企画公募採択事業のひとつとして選ばれた「まさゆめ」のプロジェクト。その一環として、6月23日に「顔会議」が行われる。この会議はSHIBAURAHOUSE 1F[リビング/LIVING]の会場に加え、ライブ配信で誰でも参加可能となっている。

「まさゆめ」イメージ画像 ©︎目 / [mé]
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 荒神明香、南川憲二、増井宏文を中心としたアーティストグループ「目 / [mé] 」が、Tokyo Tokyo FESTIVAL 企画公募採択事業である「まさゆめ」のプロジェクト の一環として「顔会議」を6月23日に開催する。

 「まさゆめ」とは、「目」が東京で行う初の大規模プロジェクトで、 国籍や性別、年齢問わず広く世界中から募集し、選ばれた「実在するひとりの顔」を、2020年の東京の空に浮かべるというもの。

 今年3月26日よりこの「顔」の候補を募集しており、今回の「顔会議」は、それらの集まった顔の中から、顔を選ぶための手がかりを探る参加型公開ミーティング。プレゼンテーションとクロストーク、そしてディスカッションという2部からなる。そして、その場で顔を撮影・応募できる顔収集ワークショップも行われる。

「目」の3名

 会場には「目」のメンバーをはじめ、原島博(東京大学特任教授、日本顔学会役員)、宮脇周作(法廷画家)らゲストや参加者を交え、様々な立場から意見やアイデアを出し合うことで、プロジェクトの意味や本質が共有される場が目指される。

 会場内では誰でも発言できる仕組みがあるほか、YouTubeやFacebook、Instagramでも同時配信を予定し、オンラインでの参加も可能。顔の候補は2019年6月30日まで「まさゆめ」のウェブサイトにて募集中だ。

 2020年の東京の風景をつくる注目プロジェクトにふるって参加してほしい。

Photo by Takahiro Tsushima