富山県美術館で開館記念展 Part 2が開催。アートとデザインで素材の可能性を考える

2017年8月に全面開館した富山県美術館で、開館記念展 Part 2として「素材と対話するアートとデザイン Art and Design, dialogue with materials」が開催されている。会期は2017年11月16日〜2018年1月8日。

エマニュエル・ムホー COLOR OF TIME 2017 ※画像はイメージ

 富山県立近代美術館を前身に、2017年8月に全面開館した富山県美術館。その開館記念展 Part 2として、「素材と対話するアートとデザイン Art and Design, dialogue with materials」が開催される。

須藤玲子 たなばた 2004 写真=Sue McNab

 木や鉄のような身近な物から最先端の新素材まで、素材の移り変わりはアート、デザイン両方の領域に深く関わっている。本展では、建築家でデザイナーのエマニュエル・ムホーが新作のインスタレーションを制作するなど、素材の可能性を追う若手作家たちの作品を紹介。さらに倉俣史朗の《ミス・ブランチ》など富山県美術館の所蔵作品を併せて展示し、様々な素材の魅力と、そこから触発されて生まれる造形を紹介する。

倉俣史朗 ミス・ブランチ 1988(製造1994頃) 富山県美術館蔵 © クラマタデザイン事務所

 なお、本展と併設して国際北陸工芸サミット「ワールド工芸100選」展も開催される。同展では「U-50 国際北陸工芸アワード」 の優秀作品や、選考委員がキュレーションした作品などを展示し、世界各地の工芸の動向を紹介する。

 

編集部

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