10月6日~9日の4日間、天王洲運河一帯で開催が予定されている2回目の「MEET YOUR ART FESTIVAL」。そのアートコンテンツの見どころが発表された。
同フェスティバルは、アートを軸に、音楽・食・ファッション・ライフスタイルなどの隣接したカルチャーを融合させる領域横断型のアートフェスティバル。2022年に恵比寿ガーデンプレイスで初めて開催され、3日間で約3万人を動員したという。
今年は「Time to Change」をテーマに、アート・エキシビジョン、2つのアートフェア、ライヴ・パフォーマンス、トークセッション、マーケットなどが東京・天王洲運河エリア一帯にある6つの会場で同時に行われ、フェスティバル全体で100名を超える気鋭のアーティストが参加する予定だ。
キュレーター・山峰潤也が手がけるアート・エキシビジョン「Intersecting Perceptions -交差する眼差し-」(会場:寺田倉庫G1ビル)では、東京の地下道をテーマにしたSIDE COREの《rode work ver. under city. 》や直径10メートルにおよぶ竹内公太の《地面のためいき》をはじめ、西野達、大小島真木、小泉明郎など合計11名のアーティストの作品が展示される。
2つのアートフェアのうちのひとつであり、B&C HALLを会場に行われるアートフェア「PICK UP ARTIST」では、「アーティストとの対話を通してアートと出会う」をコンセプトに掲げ、国内気鋭アーティスト42名の作品200点以上が一堂に会す。参加アーティストは以下の通り。
AHMED MANNAN、新井碧、石井海音、石川慎平、大野修、岡田佑里奈、小左誠一郎、オートモアイ、川端健太、川人綾、栗棟美里、後藤夢乃、小泉明郎、小林正人、GORILLA PARK、坂爪康太郎、佐藤允、スクリプカリウ落合 安奈、住吉明子、高尾岳央、舘鼻則孝、東城信之介、毒山凡太朗、朝長弘人、新平誠洙、西野達、能條雅由、長谷川彰宏、畑山太志、前田紗希、松浦美桜香、松岡柚歩、南谷理加、御村紗也、もりかわさく、谷敷謙、山田美優、やんツー、楊博、YU SORA、Ryu Ika、LILY NIGH。
もうひとつのアートフェア「CROSSOVER」は、E HALLを会場に開催。異なる背景を持つ17組のギャラリー、アーティスト・ラン・スペース、キュレーター、企業が「アートと様々なカルチャーが交差する風景」をそれぞれの視点で切り取り展示・販売を行う。
なかでも、Ken Kagami feat M&Rとして出展する加賀美健が、アートフェア「フリーズ・ロンドン」で披露したパフォーマンス「加賀美健があなたのア・ソ・コを即興ドローイン」や、NAZE、菊池虎十、酒井建治ら6名で構成されるファッション・カスタム集団「REVENDING CIRCUS」によるライブパフォーマンスが実施される。TAV GALLERYでは、アートコレクティブのフォン・ヴーや、アジアで注目されているアーティスト、ルー・ヤン、Snow Contemporaryでは、布施琳太郎、HITOTZUKI、ヒシャムアキラバルーチャ、米澤柊などの作品を紹介。Pasona art nowやCOPICなど企業は、アーティストとのコラボレーションで展開する展示販売を行う。
そのほか、50以上の店舗が出店するマーケットエリア(会場:ボードウォーク)や、森山未來らによるトークセッションなどが開催される船上ステージ(会場:T-LOTUS M)などのセクションも展開。様々なアートやカルチャーをぜひ会場で堪能してほしい。