タグボートが人形町に新ギャラリーをオープン。こけら落としは小野海と三塚新司の二人展「curve」

現代美術のECサイトを運営する「タグボート」。その新ギャラリーが東京都中央区の人形町にオープンする。

 現代美術のECサイトを運営する株式会社タグボート。その新ギャラリーが東京都中央区の人形町に2月10日にオープンする。ギャラリーオープンに先駆けて1月16日に本社も移転し、オフィスとギャラリーが併設された新たなアートスポットが誕生する予定だ。

 新ギャラリーの天井高は約5メートル。そのスケールから、いままでのギャラリーでは実現できなかった多面的な展示や、立体、大型作品の展示が実現可能となるという。

 同ギャラリーのこけら落としとなるのは、アーティスト・小野海と三塚新司の二人展「curve」だ。小野はアクリル毛糸を使ったシリーズ作品「Prism Series」のうち、在学時の卒業制作展で発表した高さ約270センチメートルの巨大な彫刻作品《Prism-Aureola》を展示。三塚は2022年に「Slapstick」で岡本太郎現代芸術賞展の岡本敏子賞及びオーディエンス賞受賞。本展では、高さ約250センチメートル、幅約650センチメートルの巨大なバナナの作品が展示される。

 なお、今後は第2弾に友沢こたお、第3弾に石川美奈子といった気鋭作家による展示が決定している。同ギャラリーの今後の動向には引き続き注目したい。

編集部

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