加賀美健が渋谷PARCOでポップアップを展開。新型コロナに呼応す言葉とオリジナルキャラクターのアイテムを販売

渋谷PARCO1階の「POP BY JUN(ポップ バイ ジュン)」で、アーティスト・加賀美健のポップアップ「POP BY KEN(ポップ バイ ケン)」が開催中。言葉をかたちにしたものやオリジナルキャラクターのアイテムを送り出す。会期は2021年1月11日まで。

「POP BY KEN」メインビジュアル

 渋谷PARCO1階の「POP BY JUN(ポップ バイ ジュン)」で、アーティスト・加賀美健のポップアップ「POP BY KEN(ポップ バイ ケン)」が開催中。会期は2021年1月11日まで。

 加賀美健は1974年東京生まれ。国内外の美術展に多数参加し、社会現象や時事問題、カルチャーなどをジョーク的発想に変換するアーティスト。彫刻、絵画、ドローイング、映像、パフォーマンスなど、メディアを横断して作品を発表してきた。10年には代官山にオリジナル商品などを扱う、それ自体が作品の店「ストレンジストア」をオープンするなど、幅広い活動を続けている。

 新型コロナウイルスで経済への影響や人々の生活リズムが変化した2020年。今回のポップアップで加賀美は、コロナ禍による環境変化に対して、誰もがうなずくような言葉をかたちにしたアイテムを送り出す。

 さらに、オリジナルキャラクター「SNS大好きキャラクターKEM」のアイテムも展開。中毒性のある顔とトラ柄のパンツが印象的な「KEM」は、いままでの加賀美にはないタッチで仕上げられている。とくに80~90年代にかけてよく見かけた、ナイロン素材を使用しているどこか懐かしい等身大のぬいぐるみは、細部まで加賀美のこだわりがつまった一品となっている。

編集部

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