植物をモチーフとした個性豊かな作品群をチェック。伊勢丹ART UPでグループ展「THE BOTANIC GARDENS」が開催中

伊勢丹新宿店メンズ館2階のギャラリースペース・ART UPで、植物をモチーフとした3組のアーティストによる作品を紹介する展覧会「THE BOTANIC GARDENS」が開催中だ。会期は6月4日まで。

Ginkgo Sisters

 伊勢丹新宿店メンズ館2階のギャラリースペース・ART UPで、グループ展「THE BOTANIC GARDENS」が開催されている。本展は植物をテーマに、それぞれの切り口で表現するAZU KIMURA、Saori Ohwada、Ginkgo Sistersの3組を紹介するもの。

AZU KIMURA ©Hideyuki Seta

 AZU KIMURAはフラワーデザイナーでありアーティスト。植物を素材とした空間ディスプレイ・撮影を担当する傍ら、自然物をテーマに作品を制作している。

 Saori Ohwadaは商品企画デザインの経験を経て、現在は樹木やサボテン、多肉植物の生命力を込めた絵画作品を手がけている。

 そして版画作家のGinkgo Sistersは、ひとつとして同じかたちが存在しないイチョウに注目。とくに個性的なものを「葉拓」と呼ばれる技法を用いて転写し、葉拓作品や植物標本として発表している。  

Saori Ohwada

 それぞれの異なる視点や手法で、植物に対する愛情やその魅力が表現された作品が並ぶ本展。近くに足を運んだ際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。

編集部

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