ATELIER MUJI GINZAでバウハウスの展覧会が開催。14年の活動から学ぶ、新たな生活スタイルの探求とは

今年4月にオープンした無印良品 銀座。その6階に位置するATELIER MUJI GINZAのGallery 2で、「Archives: Bauhaus」展が開催される。本展では、バウハウスのアーカイブや生徒の作品のほか、今回のテーマに沿って選ばれた無印良品の製品を展示。会期は6月28日〜9月23日。

 今年4月、無印良品の世界初旗艦店としてオープンした無印良品 銀座。その6階に位置するATELIER MUJI GINZA内のGallery 2で、「Archives: Bauhaus」展が開催される。

 本展は、デザインにまつわる重要な記録を保存・活用し、未来へ伝達する試みである「Archive」シリーズの一環として行なわれるもの。オリジナルの家具を扱うショップ「Playmountain」などを展開する「ランドスケーププロダクツ」のファウンダー/プロデューサーである中原慎一郎が企画協力を務める。

 バウハウスは1919年、ドイツ・ワイマールに創立された総合芸術学校。芸術と産業の融合や大衆文化の課題の解決を掲げ、多くの学生が集った。25年にデッサウ、32年にベルリンとドイツ各地を移転しつつ、33年にナチスによって廃校を余儀なくされる。2つの世界大戦に挟まれた14年間にわたるバウハウスの活動は、いまも世界各地に強い影響を与えている。

 本展では、モダンデザインの潮流のなかで多様な領域を横断し、新たな生活スタイルを生み出そうとしたバウハウスの姿勢に着目。その生徒のなかからマリアンネ・ブラントの実験的な写真作品や照明器具、ウィルヘルム・ワーゲンフェルドの作品などとともに、テーマに沿って選んだ無印良品の製品を展示する。

 なお会期中には、食や建築、写真まで様々なテーマでトークイベントやワークショップを開催予定。こちらもあわせてチェックしたい。

編集部

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