来場者数1万人を突破。話題の「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」が会期延長

4月27日より、アーツ千代田3331で開催されている「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」が当初の会期終了日であった5月19日を延長。6月2日まで開催されることが決定した。

シド・ミード展会場風景

 映画『ブレードランナー』のコンセプトアーティストであり、日本ではアニメ「∀ガンダム」のデザインで知られるシド・ミード。その大型個展である「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」の会期が延長されることが発表された。

 シド・ミードは、「ビジュアル・フューチャリスト」として数多くのクリエイターや作品に影響を与えて来た世界的インダストリアルデザイナー。その60年以上に及ぶキャリアから厳選された150点を展示する原画展である本展は、日本では34年ぶり、3回目の開催。様々なメディアで取り上げられており、会期2週(16日間)で1万7000人を動員した。

会場風景

 会場は、シド・ミードの膨大なアーカイブより、60年にわたるキャリアの中から自薦したオリジナル作品50点が並ぶ「PROGRESSIONS」や、『スタートレック』(1979)、『ブレードランナー』(1982)および同シリーズ最新作『ブレードランナー2049』(2017)など多数の大作ハリウッド映画のデザイン・スケッチやイラストレーションを展示する「The Movie Art Of Syd Mead」など4つのパートで構成されている。

会場風景より、「PROGRESSIONS」
会場風景より、「PROGRESSIONS」
会場風景より、「The Movie Art Of Syd Mead」

 東京限定開催で巡回予定がない本展。この機会を逃さずチェックしてほしい。

編集部

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