映画『ブレードランナー』のコンセプトアーティストであり、日本ではアニメ「∀ガンダム」のデザインで知られるシド・ミード。その大型個展である「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」の会期が延長されることが発表された。
シド・ミードは、「ビジュアル・フューチャリスト」として数多くのクリエイターや作品に影響を与えて来た世界的インダストリアルデザイナー。その60年以上に及ぶキャリアから厳選された150点を展示する原画展である本展は、日本では34年ぶり、3回目の開催。様々なメディアで取り上げられており、会期2週(16日間)で1万7000人を動員した。
会場は、シド・ミードの膨大なアーカイブより、60年にわたるキャリアの中から自薦したオリジナル作品50点が並ぶ「PROGRESSIONS」や、『スタートレック』(1979)、『ブレードランナー』(1982)および同シリーズ最新作『ブレードランナー2049』(2017)など多数の大作ハリウッド映画のデザイン・スケッチやイラストレーションを展示する「The Movie Art Of Syd Mead」など4つのパートで構成されている。
東京限定開催で巡回予定がない本展。この機会を逃さずチェックしてほしい。