年に一度、アーツ千代田 3331の全館を舞台に繰り広げられる「3331 ART FAIR」。第8回目となる今年も、アートギャラリーで活躍する作家からフリーランスで活動を行っている作家、オルタナティブな場所を構える作家まで、様々なスタイルの作家たちが一堂に集結する。
1階のメインギャラリーでは、高山登、椿昇、日比谷克彦、藤浩志、堀浩哉による特別企画展「遊殺・以後」が開催される。同展は、60年代末~80年代のアートシーンを牽引してきた作家5名に焦点を当てるものだ。
そして今回は、国際的なアートフェアとなっていくことを目指して、海外の作家やギャラリーも積極的に誘致。現段階で韓国から4つの現代美術ギャラリーが参加、また東京にもスペースを持つアメリカの有力ギャラリー「BLUM & POE」の出展が決定している。
そのほか、100名を超すコレクターが参加し、購入作品に賞を授与する「コレクター・プライズ」も実施。同企画では「作品を購入することが作家に賞を与えること」の意義を体感することができる。