「指先に乗るくらいの小さなシアワセ」。お菓子などの精巧なミニチュアで知られる田中智の初個展が開催

日常生活の中で目にする食べ物や雑貨などを、実物の12分の1サイズの精巧なミニチュアを制作するアーティスト・田中智。メディアでも取り上げられる田中の初となる個展が、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催される。会期は2018年4月27日から5月27日。

田中智 ジャムセット

 大阪市在住の田中智は、食べ物や雑貨、植物など身近にあるものを題材に精巧なミニチュア作品を制作するアーティスト。「nunu's house」のブランド名でも活動しており、「こだわりを持ちながらも独創的になりすぎず、見る人の目線を大切にし、共感してもらえるものづくり」を心がけているという。これまで刊行した作品集に『田中智のミニチュアワーク』(学研プレス、2012)『田中智のミニチュアコレクション』(学研プラス、2014)、『田中智のミニチュアスタイル』(学研プレス、2017)がある。

田中智 4種のタルト

 そんな田中が作り上げた、実物の12分の1スケールで制作された作品が並ぶ、作家にとって初めての展覧会が東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて開催される。

 展示されるのは、焼き上がったばかりのようなバケットやデニッシュ、色とりどりのお菓子などだ。また、新作ととしてPOLAショップ(POLA THE BEAUTY銀座店)のミニチュアサイズのカウンターも登場する。

田中智 ガトーシリーズ

 日々の日常にある身近なものが、繊細に本物さながらの質感で表現される、精巧なミニチュアの世界。その可愛らしい空間を楽しみたい。

編集部

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