1970年の「大阪万博」閉会後、塔の内部が非公開となっていた《太陽の塔》。しかし、2016年から行われてきた耐震補強工事(2016〜)が18年3月に終了し、当時の姿を取り戻した塔内の一般公開が開始されることとなった。
この機会に岡本太郎記念館では、「太陽の塔とはなにか」を再考する展覧会を10月13日より開催中。岡本太郎がプロデューサーとして「大阪万博」に参画した1967年から塔内が再生される2018年までを振り返り、岡本がテーマ館及び《太陽の塔》に込めた思いを探る。
本展では、フィギュアの制作販売を行う海洋堂と協働し、万博テーマ館のミニチュア立体化を実現。これまで写真でしか見ることができなかった展示空間を3次元で追体験することができる。
なお第2期では展示を一部入れ替え、太陽の塔再生プロジェクトについて紹介する。