ガーディアン・ガーデンが主催する、個展開催の権利をかけた公募展「1_WALL」。同展は写真とグラフィックの2部門で、2009年よりおよそ半年に1回のペースで開催されている。
2月20日より開催される第18回グラフィック「1_WALL」展では、ポートフォリオ審査による1次審査と、一対一で審査員と対話をする2次審査を通過したファイナリストが、1人1枚の壁面を使って作品を発表する。
出展作家は、「今見ているもの」をトレースして作品を制作する河村真奈美、1960〜70年代のおもちゃの世界観を独自のイラストレーションで展開する清水、ロバが主人公の絵本を描き、絵と本の構造を考える中田こぶし、ネットで収集した画像を仮想空間で彫刻をつくるように組み立て作品をつくる平田尚也、自作の詩とグラフィックの世界を融合させた福西想人、カラフルな色で女の子のキャラクターを描くモニョチタポミチの6名。
会期中の2月27日には、一般見学者にも公開される最終審査会を開催。ファイナリストによるプレゼンテーションの後、川上恵莉子(アートディレクター)や白根ゆたんぽ(イラストレーター)ら審査員による議論を経て、グランプリ受賞者が決定する。