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奈良美智、イギリスの公立美術館で初の個展が開幕

6月17日、奈良美智の個展がロンドンのヘイワード・ギャラリーでスタートした。イギリスの公立美術館では奈良にとって初の大規模個展であり、スペインやドイツを巡回した回顧展をさらに深化させた本展の様子をレポートする。

NEWS / REPORT

第83回

書評:いま、ロシアの美術を知るということ。鴻野わか菜『生きのびるためのアート 現代ロシア美術』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート本を紹介。2025年4月号では、鴻野わか菜による『生きのびるためのアート 現代ロシア美術』を取り上げる。ロシアのウクライナ侵攻などで緊迫する昨今の国際情勢。そのようななかで、同地にて活動を続けるアーティストたちにとって「生きのびる」こととは何を意味するのか。鴻野による現地取材がベースとなった本書を、美術批評・中島水緒が評する。

SERIES / BOOK

第82回

書評:戦後日本美術をグローバル美術史から記述する。富井玲子『オペレーションの思想 戦後日本美術史における見えない手』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート本を紹介。2025年4月号では、富井玲子による『オペレーションの思想 戦後日本美術史における見えない手』を取り上げる。英語圏において戦後日本美術の研究を主導してきた富井による著作では、どのような切り口から戦後日本美術の研究を紐解いているのか? 現代美術研究の筒井宏樹が評する。

SERIES / BOOK

第36回

画壇と前衛の交代劇から、私的な物語まで。1957年9月号特集「美術界の諸制度を検討するために」

『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。アーティストの原田裕規が美術手帖のバックナンバーを現在の視点からセレクトし、いまのアートシーンと照らしながら論じる。今回は、1957年9月号特集「美術界の諸制度を検討するために」をお届けする。

変身する女性像──プシュパマラ N、シャネル・ネクサス・ホール企画の日本初個展で語る創作の舞台裏

インドの現代アーティスト、プシュパマラ Nは、歴史や映画、神話のなかに繰り返し現れる女性像を自ら演じ、写真作品として再構成する独自のフォト・パフォーマンスで注目を集めてきた。東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催される展覧会「Dressing Up: Pushpamala N」(〜8月17日)では、初期代表作から日本初公開のシリーズまでを通じて、その創作の核心に迫る。

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