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A.A.Murakamiインタビュー:儚さとテクノロジーのあいだで立ち上がる体験【2/2ページ】

《水中の月》が見せる循環と儚さ

──「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」(森美術館)で発表された新作タイトルは《水中の月》(2025)ですが、ここにはどのような意味が込められているのでしょうか。また、しゃぼん玉が水の上を跳ね、最後に弾けて霧が広がるという独特な運動性は、どのように生まれたのですか。

「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」展の展示風景より、《水中の月》(2025) 撮影=竹久直樹 写真提供=森美術館

A.A.Murakami 東アジアには古くから、月そのものではなく「水に映る月」を愛でる伝統がありますよね。映って見えるけれど触れられない月を、美や儚さの象徴として捉え、そのイメージを重ねようと考えていました。