《水中の月》が見せる循環と儚さ
──「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」(森美術館)で発表された新作タイトルは《水中の月》(2025)ですが、ここにはどのような意味が込められているのでしょうか。また、しゃぼん玉が水の上を跳ね、最後に弾けて霧が広がるという独特な運動性は、どのように生まれたのですか。

A.A.Murakami 東アジアには古くから、月そのものではなく「水に映る月」を愛でる伝統がありますよね。映って見えるけれど触れられない月を、美や儚さの象徴として捉え、そのイメージを重ねようと考えていました。



















