大阪・関西万博で見るべき「シグネチャーパビリオン」【4/9ページ】

「いのちの未来」(石黒浩)

「いのちの未来」パビリオン

 ロボット工学の第一人者・石黒浩がプロデュースするこのパビリオンは、3つのゾーンで構成。

 ゾーン1「いのちの歩み」では、太古の昔から現代に至るまでに、日本人がモノにいのちを宿してきた歴史を展示。続くゾーン2 「50年後の未来」は、50年後の未来シーンを描く、パビリオンのメイン展示。人間がアンドロイドと共存し、高度なテクノロジーを用いた様々なプロダクトを活用しながらいきいきと暮らす日々を、物語の中に入り込むことによって追体験することができる。

ゾーン1「いのちの歩み」
ゾーン2 「50年後の未来」
ゾーン2 「50年後の未来」

 最後のゾーン3「1000年後のいのち“まほろば”」では、1000年後の世界をイメージした音と光に包まれた幻想的な空間の中でアンドロイドが舞い踊る。その様子は壮大であり、からだの制約から解き放たれた「新たな人」との出会いを想起させる。

ゾーン3「1000年後のいのち“まほろば”」