EXHIBITIONS
特別展 北斎
九州国立博物館で特別展「北斎」が開催されている。2017年に同館へ寄贈された、葛飾北斎(1760~1849)による《日新除魔図(にっしんじょまず)》の全場面を日本で初めて公開する。
重要文化財にも指定される《日新除魔図》は北斎が晩年に手がけた作品。「日新たに魔を除く」ことを願い、ほぼ毎朝、獅子や獅子にゆかりのある人物などを日課として描いた。北斎が83歳から84歳で制作した作品は、その後、信州松代藩士・宮本慎助に贈られたとされている。
本展では、画家が個人的に厄除けのために描いたという資料としても貴重な《日新除魔図》とともに、制作年代が近い版画シリーズ「冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」や肉筆画「東町祭屋台天井絵(ひがしまちまつりやたいてんじょうえ)」などの代表作も並ぶ。
本展を通して、最晩年まで旺盛な制作活動を展開した北斎の、想像力あふれる絵画世界を楽しむことができる(会期中展示替えあり)。
重要文化財にも指定される《日新除魔図》は北斎が晩年に手がけた作品。「日新たに魔を除く」ことを願い、ほぼ毎朝、獅子や獅子にゆかりのある人物などを日課として描いた。北斎が83歳から84歳で制作した作品は、その後、信州松代藩士・宮本慎助に贈られたとされている。
本展では、画家が個人的に厄除けのために描いたという資料としても貴重な《日新除魔図》とともに、制作年代が近い版画シリーズ「冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」や肉筆画「東町祭屋台天井絵(ひがしまちまつりやたいてんじょうえ)」などの代表作も並ぶ。
本展を通して、最晩年まで旺盛な制作活動を展開した北斎の、想像力あふれる絵画世界を楽しむことができる(会期中展示替えあり)。