EXHIBITIONS
「国立西洋美術館 リニューアルオープン記念
自然と人のダイアローグ
フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」
1年半の休館を経て2022年4月に再開館する国立西洋美術館。リニューアルオープン記念展は、ドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館との協働で、近代の芸術の展開をたどる展覧会「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」を6月4日より開催する。
フォルクヴァング美術館と国立西洋美術館は、同時代を生きたカール・エルンスト・オストハウス(1874〜1921)と松方幸次郎(1866〜1950)の個人コレクションをもとに設立された美術館。
本展では、開館から現在に至るまでの両館のコレクションから、印象派とポスト印象派を軸にドイツ・ロマン主義から20世紀絵画までの100点を超える絵画や素描、版画、写真が集結。近代における自然に対する感性と芸術表現の展開を展観する。
本展で紹介する画家たちは、産業や社会、科学など多くの分野で急速な近代化が進んだ19〜20世紀にかけて、新たな知識とまなざしをもって自然と向き合い、この豊かな霊感源から多彩な作品を生み出していった。
展示の見どころのひとつは、フィンセント・ファン・ゴッホが晩年に取り組んだ風景画の代表作《刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン=ポール病院裏の麦畑)》。晩年、精神を病み、療養中であったゴッホが「自然という偉大な書物の語る死のイメージ」を描き出した代表的な風景画の一作で、今回が初来日となる。
加えて、ドイツ・ロマン派のカスパー・ダーヴィト・フリードリヒ、ドイツが生んだ現代美術の巨匠ゲルハルト・リヒターらの作品も展示。そして国立西洋美術館の新規収蔵品で、世界的に注目を浴びている北欧作家アクセリ・ガッレン=カッレラによる作品が初公開される。
主な出品作家は、ウジェーヌ・ブーダン、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ、クロード・モネ、フィンセント・ファン・ゴッホ、ゲルハルト・リヒター、エドゥアール・マネ、ポール・セザンヌ、ポール・ゴーガン、ポール・シニャック、エドヴァルド・ムンク、マックス・エルンスト、アクセリ・ガッレン=カッレラ、エンネ・ビアマンなど。リニューアルした新しい国立西洋美術館で、多彩な自然をめぐる表現を楽しみたい。
フォルクヴァング美術館と国立西洋美術館は、同時代を生きたカール・エルンスト・オストハウス(1874〜1921)と松方幸次郎(1866〜1950)の個人コレクションをもとに設立された美術館。
本展では、開館から現在に至るまでの両館のコレクションから、印象派とポスト印象派を軸にドイツ・ロマン主義から20世紀絵画までの100点を超える絵画や素描、版画、写真が集結。近代における自然に対する感性と芸術表現の展開を展観する。
本展で紹介する画家たちは、産業や社会、科学など多くの分野で急速な近代化が進んだ19〜20世紀にかけて、新たな知識とまなざしをもって自然と向き合い、この豊かな霊感源から多彩な作品を生み出していった。
展示の見どころのひとつは、フィンセント・ファン・ゴッホが晩年に取り組んだ風景画の代表作《刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン=ポール病院裏の麦畑)》。晩年、精神を病み、療養中であったゴッホが「自然という偉大な書物の語る死のイメージ」を描き出した代表的な風景画の一作で、今回が初来日となる。
加えて、ドイツ・ロマン派のカスパー・ダーヴィト・フリードリヒ、ドイツが生んだ現代美術の巨匠ゲルハルト・リヒターらの作品も展示。そして国立西洋美術館の新規収蔵品で、世界的に注目を浴びている北欧作家アクセリ・ガッレン=カッレラによる作品が初公開される。
主な出品作家は、ウジェーヌ・ブーダン、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ、クロード・モネ、フィンセント・ファン・ゴッホ、ゲルハルト・リヒター、エドゥアール・マネ、ポール・セザンヌ、ポール・ゴーガン、ポール・シニャック、エドヴァルド・ムンク、マックス・エルンスト、アクセリ・ガッレン=カッレラ、エンネ・ビアマンなど。リニューアルした新しい国立西洋美術館で、多彩な自然をめぐる表現を楽しみたい。