IWAKAN MAGAZINE 3rd EXHIBITION −政自−

『IWAKAN』（Creative Studio REING）は、世のなかの当たり前に「違和感」を問いかけることをコンセプトに創刊され、「違和感」を抱く人たちに寄り添う雑誌。その第3号の発売にあわせた展覧会「IWAKAN MAGAZINE 3rd EXHIBITION −政自−」が開催されている。

　第3号の特集は「政自」。政治におけるジェンダーギャップのみならず、法律や制度を決める場所に男女以外のジェンダーや立場を持つ人々が参画できていない現状、一部の属性の人たちだけで政治を続けた先の未来に、多様な属性を持つ人々の声が政治に反映されない現状に、そして国会議員のジェンダーギャップが私たちの暮らしを蔑ろにしてきた過去に、いまこの瞬間から向き合う1冊だ。本号では、政治の当たり前に、様々な角度から「違和感」を問いかける。

　参加アーティストは、super-KIKI、小玉智輝、高田冬彦、ハスラーアキラ、山／完全版、Boundary Studies、Marisa Suda、Wally Makら。「政自」というコンセプトに共感する国内外のアーティスト、クリエイターたちがともに雑誌をつくり上げ、ジェンダーと政治と個人の関係性について問い直そうと、『IWAKAN』のためのアートワークの数々を手がけた。

　本展では、本誌に登場する作品の原画、会場でしか見ることのできない映像作品やアザーショット写真などを展示。また会場では、本誌を閲覧・購入することもできる。