EXHIBITIONS

SDGs×ARTs

十七の的(まと)の素(もと)には芸術がある

メインビジュアル 日比野克彦

 東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト主催の展覧会「SDGs×ARTs 十七の的(まと)の素(もと)には芸術がある」が開催される。本展監修は日比野克彦。

 「I LOVE YOU」プロジェクトは現代社会において芸術が担うべき新たな役目、可能性を見つめるために立ち上がった全学的なプロジェクト。東京藝術大学の学生・卒業生・教職員が参加している。科学・医学・福祉等のあらゆる分野とつながり、新たな価値を見出し、社会を豊かに変えていくことができる芸術の力を、学内公募によって採択された多種多様な企画によって発信することを目的としている。

「芸術は、人を愛する」という信念に基づいて、2021年は「SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)」をテーマに、アーティストたちが当事者として、社会課題に取り組む。

 その一環として開催する本展は、SDGsの17の目標のなかになぜ「芸術」はないのかという問いを掲げ、「芸術はSDGsに接続できるのか」についての「I LOVE YOU」プロジェクト参加者たちの様々な取り組みや試行錯誤のプロセスを見せる。