EXHIBITIONS

特別展「冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」

安藤徳太郎(歌川広重) 三保松原図 1806年(文化3) 東京都江戸東京博物館蔵

葛飾北斎 新板浮絵忠臣蔵 第十一段目 1803~1806(享和末~文化初)頃 東京都江戸東京博物館蔵

葛飾北斎 冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏 1831~33(天保2~4)頃 東京都江戸東京博物館蔵

葛飾北斎 冨嶽三十六景 尾州不二見原 1831~33(天保2~4)頃 東京都江戸東京博物館蔵

歌川広重 東海道五拾三次之内 庄野 白雨 1834~36(天保5~7)頃 東京都江戸東京博物館蔵

歌川広重 名所江戸百景 水道橋駿河台 1857(安政4) 東京都江戸東京博物館蔵

 日本を代表する浮世絵の名作「冨嶽三十六景」は、葛飾北斎が70歳を過ぎてから手がけた作品であり、青を使った鮮烈な色彩と大胆な構図で人々に強い衝撃を与えた。「冨嶽三十六景」が世に出た頃、歌川広重は30歳代後半にあたり、風景画を描くもヒット作のない一介の浮世絵師にすぎなかった。 

 本展「冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」では、広重も驚きを持って見たであろう「冨嶽三十六景」シリーズの大ヒットの陰で、広重はどのように自らの画風を打ち立てていったのかに迫るもの。これまでの「富士シリーズ」を展示した展覧会より踏み込んだ解釈で、風景画で双璧をなす北斎と広重の挑戦を、全3章のストーリー展開で浮き彫りにすることを試みる。

 一挙展示となる「冨嶽三十六景」全46図を含む作品は、すべて東京都江戸東京博物館のコレクションからの出品。浮世絵史を語るうえで欠かせない名品の数々とともに、2人の浮世絵師の飽くなき挑戦を紹介する。

 また江戸東京博物館のホームページでは、本展をオンラインでも楽しめるバーチャルツアーを公開中(〜2022年3月末まで)。今後、オンライン限定の特別解説コンテンツも随時追加していく予定だ。

※江戸東京博物館は6月1日より再開。入館にはオンラインによる事前予約を推奨。詳細・最新情報は公式ウェブサイトへ。

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