EXHIBITIONS

川島小鳥 写真展「おはようもしもしあいしてる」

書籍『おはようもしもしあいしてる』より

書籍『おはようもしもしあいしてる』より

書籍『おはようもしもしあいしてる』より

書籍『おはようもしもしあいしてる』より

書籍『おはようもしもしあいしてる』より

書籍『おはようもしもしあいしてる』より

書籍イメージ

書籍イメージ

 人の純粋さや、素直な感情が輝く一瞬をとらえてきた写真家・川島小鳥。その新刊の作品集『おはようもしもしあいしてる』の出版記念展が開催される。

 川島は1980年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業後、沼田元氣氏に師事。写真集『BABY BABY』(2007)でデビュー。佐渡島で暮らす生命力あふれる3歳の少女を撮影した『未来ちゃん』(2011)で第42回講談社出版文化賞写真賞を、台湾の人々をとらえた『明星』で第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した。

 最新写真集は『violet diary』(2019)。これまでの著書に、谷川俊太郎との共著『おやすみ神たち』(2014)、 『ファーストアルバム』(2016)、『つきのひかり あいのきざし』(2018)、台南ガイドブック『愛の台南』(2017)、画家小橋陽介 × 川島小鳥作品集『飛びます』(2019)など多数。

 今回発表する『おはようもしもしあいしてる』は、8歳から住んでいる東京を主な舞台に約20年間に渡って撮影された写真群を紡ぎ、キャリア初期からの未発表作品を多く含む400ページの写真集。本作は風景写真を中心に編集され、これまでの人物が主役となることの多かった写真集と異なり、作家の新たな一面を覗かせる。

 収録作品を一部紹介する展覧会は、銀座 蔦屋書店の展示スペースにて開催。4月1日の作品集発売にさきがけ、オンラインにて予約販売を受付中。スリップケースつきの通常版のほか、銀座 蔦屋書店では、5種類の色から選べるハードカバーと、オリジナルプリント作品、作家のサインとエディションナンバー、さらに特製トートバッグなどが付属する特装版もリリースされる。