EXHIBITIONS
ジョーン・ジョナス京都賞受賞記念展覧会
ジョーン・ジョナス「Five Rooms For Kyoto: 1972–2019」
パフォーマンスとメディア・アートによる芸術表現の先駆者として知られるアーティスト、ジョーン・ジョナスの京都賞受賞を記念した展覧会が開催される。
ジョナスは1936年ニューヨーク出まれ。長年のアーティスト活動を通じて、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、複数のメディアを融合させた表現を追求。世界の情勢によって制作テーマを変化させながら、重層的かつ詩的な構造を持つ作品を精力的に発表し続けてきた。
本展は、ジョナス作品の重要なキーワードとなる「女性」「物語」「環境問題」などをたどりながら、その作品世界を紹介する。
ギャラリー5室の展示室のうちもっとも大きな部屋では、近年の代表作《Reanimation》を展示。インスタレーションとパフォーマンスの2つのバージョンを有するこの作品は、本展のほか12月12日のロームシアター京都での公演でパフォーマンスバージョンを鑑賞できる。
ジョナスはパフォーマンス作品において、映像や音、小道具、衣装を自身の身体と相関させながら展開。これに対しインスタレーション作品では、自らの身体の不在を埋め尽くすように、複数の要素が濃密に絡まり合う展示空間をつくり出す。
本展は、ジョナスが劇場空間と展示空間をそれぞれどのようにとらえ、イメージやアイデアを相互に移動させながら作品世界を構築していくのかを、鑑賞者自身の身体で感じ取ることのできる貴重な機会となるだろう。
ジョナスは1936年ニューヨーク出まれ。長年のアーティスト活動を通じて、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、複数のメディアを融合させた表現を追求。世界の情勢によって制作テーマを変化させながら、重層的かつ詩的な構造を持つ作品を精力的に発表し続けてきた。
本展は、ジョナス作品の重要なキーワードとなる「女性」「物語」「環境問題」などをたどりながら、その作品世界を紹介する。
ギャラリー5室の展示室のうちもっとも大きな部屋では、近年の代表作《Reanimation》を展示。インスタレーションとパフォーマンスの2つのバージョンを有するこの作品は、本展のほか12月12日のロームシアター京都での公演でパフォーマンスバージョンを鑑賞できる。
ジョナスはパフォーマンス作品において、映像や音、小道具、衣装を自身の身体と相関させながら展開。これに対しインスタレーション作品では、自らの身体の不在を埋め尽くすように、複数の要素が濃密に絡まり合う展示空間をつくり出す。
本展は、ジョナスが劇場空間と展示空間をそれぞれどのようにとらえ、イメージやアイデアを相互に移動させながら作品世界を構築していくのかを、鑑賞者自身の身体で感じ取ることのできる貴重な機会となるだろう。