EXHIBITIONS
アルフレッド・ジャー「Lament of the Images」
彫刻・建築・映画など様々なメディアで、文化や政治の危機的状況を表現するアーティスト、アルフレッド・ジャーの個展が開催される。
ジャーは1956年チリ・サンティアゴ生まれ、82年よりニューヨークを拠点に活動。世界各地で起きた歴史的な事件や悲劇、社会的な不均等に綿密なリサーチし、ジャーナリスティックな視点を持って作品を制作。ミニマリズムの厳格な語彙を用いて、イメージが持つ社会への影響力とその限界を問い続けている。
これまで、ヴェネチア・ビエンナーレやドクメンタ、サンパウロ・ビエンナーレ、上海ビエンナーレなど数々の国際展に参加。日本では2013年にあいちトリエンナーレに参加し、福島の小学校から持ち出した25の黒板を使ったインスタレーションを発表した。日本が受けた原爆投下から、その後の歴史に取材した作品が評価され、18年に第11回ヒロシマ賞を受賞。20年には同賞の記念展が広島市現代美術館で予定されている。
本展のタイトルは、ナイジェリアの詩人ベン・オクリの書にある一節「Lament of the Images(イメージの嘆き)」からとったもの。同名インスタレーション作品(2002)に新たな解釈を与えるとともに、近作《Be Afraid of the Enormity of the Possible(可能性がもつ非道さを恐れよ)》(2015)、《You Do Not Take a Photograph, You Make It.(写真は撮るものではなく、創造するものだ)》(2013)を並べ、光と文字のみで構成した展示によって現代の視覚文化における盲目性を問う。
また、ケンジタキギャラリー / 東京(東京・初台)で個展「The Sound of Wind / 風の音」(10月4日〜11月2日)を同時開催。
ジャーは1956年チリ・サンティアゴ生まれ、82年よりニューヨークを拠点に活動。世界各地で起きた歴史的な事件や悲劇、社会的な不均等に綿密なリサーチし、ジャーナリスティックな視点を持って作品を制作。ミニマリズムの厳格な語彙を用いて、イメージが持つ社会への影響力とその限界を問い続けている。
これまで、ヴェネチア・ビエンナーレやドクメンタ、サンパウロ・ビエンナーレ、上海ビエンナーレなど数々の国際展に参加。日本では2013年にあいちトリエンナーレに参加し、福島の小学校から持ち出した25の黒板を使ったインスタレーションを発表した。日本が受けた原爆投下から、その後の歴史に取材した作品が評価され、18年に第11回ヒロシマ賞を受賞。20年には同賞の記念展が広島市現代美術館で予定されている。
本展のタイトルは、ナイジェリアの詩人ベン・オクリの書にある一節「Lament of the Images(イメージの嘆き)」からとったもの。同名インスタレーション作品(2002)に新たな解釈を与えるとともに、近作《Be Afraid of the Enormity of the Possible(可能性がもつ非道さを恐れよ)》(2015)、《You Do Not Take a Photograph, You Make It.(写真は撮るものではなく、創造するものだ)》(2013)を並べ、光と文字のみで構成した展示によって現代の視覚文化における盲目性を問う。
また、ケンジタキギャラリー / 東京(東京・初台)で個展「The Sound of Wind / 風の音」(10月4日〜11月2日)を同時開催。