EXHIBITIONS
新・今日の作家展2019 対話のあとさき
「新・今日の作家展」は、横浜市民ギャラリーが開館した1964年から40年にわたり開催した「今日の作家展」の理念を継承し、2016年より始動した現代美術の動向を紹介する年次展覧会。今年は「対話のあとさき」を副題に、国内外で活動する4組の作家、鎌田友介、原美樹子、守章(もりあきら)、門馬美喜を迎える。
建築に内在する時代性や政治性をひも解き、複数の視点や声を重ね合せてひとつの作品として提示する鎌田。何気ない光景や人々の姿など、対象と直接の言葉を交わさず日常を掬い上げるようなスナップショットを撮り続けてきた原。双子のユニットで活動し、「私」と「他者」の距離感や境界を作品に反映する守章。東日本大震災以降、故郷・福島県相馬市と東京を行き来し、目にした風景を描いた連作や、相馬の伝統行事を主題に水墨画を制作する門馬。
本展は、この4組の作品と展覧会全体を通じて、コミュニケーションのあり方、他者や共同体との関係性、つながりを見つめ直し、異なる価値観の共有とその可能性を探る。
建築に内在する時代性や政治性をひも解き、複数の視点や声を重ね合せてひとつの作品として提示する鎌田。何気ない光景や人々の姿など、対象と直接の言葉を交わさず日常を掬い上げるようなスナップショットを撮り続けてきた原。双子のユニットで活動し、「私」と「他者」の距離感や境界を作品に反映する守章。東日本大震災以降、故郷・福島県相馬市と東京を行き来し、目にした風景を描いた連作や、相馬の伝統行事を主題に水墨画を制作する門馬。
本展は、この4組の作品と展覧会全体を通じて、コミュニケーションのあり方、他者や共同体との関係性、つながりを見つめ直し、異なる価値観の共有とその可能性を探る。