EXHIBITIONS
菅実花 個展 人形の中の幽霊
等身大の女性型愛玩人形を妊婦の姿で撮影した作品で注目を集めた、気鋭の若手アーティスト・菅実花の個展が開催されている。
菅は1988年神奈川県生まれ。2013年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業、16年同大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。現在、同大学院博士後期課程に在学。2014年より、ヒューマノイドロボット開発にも応用されている等身大愛玩人形の妊娠を描くことで、人間と非人間の境界を問いかけるアートプロジェクト「Do Lovedolls Dream of Babies?」を手がけている。
本展では、19世紀の西洋で流行した、故人の姿を湿板写真で記録する「死後記念写真」の手法を用いながら、等身大の精巧な乳児人形「リボーンドール」を撮影した新作《Pre-alive Photography》を中心に発表。近年、子供を亡くした母親や不妊治療に苦しんだ女性たちの思いが託される「リボーンドール」を、「死後記念写真」になぞらえながら、人形に生命を見出すことを試みる。
菅は1988年神奈川県生まれ。2013年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業、16年同大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。現在、同大学院博士後期課程に在学。2014年より、ヒューマノイドロボット開発にも応用されている等身大愛玩人形の妊娠を描くことで、人間と非人間の境界を問いかけるアートプロジェクト「Do Lovedolls Dream of Babies?」を手がけている。
本展では、19世紀の西洋で流行した、故人の姿を湿板写真で記録する「死後記念写真」の手法を用いながら、等身大の精巧な乳児人形「リボーンドール」を撮影した新作《Pre-alive Photography》を中心に発表。近年、子供を亡くした母親や不妊治療に苦しんだ女性たちの思いが託される「リボーンドール」を、「死後記念写真」になぞらえながら、人形に生命を見出すことを試みる。