EXHIBITIONS

大宮エリー「Peace within you」

大宮エリー 瀬戸内の海、朝5時43分 2019 © Ellie Omiya Courtesy of Tomio Koyama Gallery

大宮エリー 瀬戸内の海、夕方5時32分 2019 © Ellie Omiya Courtesy of Tomio Koyama Gallery

大宮エリー イサム・ノグチの手紙 5ページ目 2019 © Ellie Omiya Courtesy of Tomio Koyama Gallery

大宮エリー イサム・ノグチの手紙 23ページ目 2019 © Ellie Omiya Courtesy of Tomio Koyama Gallery

 2019年3月に海外ギャラリーでの初個展(香港)を実現させ、絵と言葉からなる作品集『虹のくじら』(美術出版社、2019)を発表するなど、近年画家として精力的に活動する大宮エリー。絵画制作は、2012年に東京都国立博物館法隆寺宝物館にて、モンブラン国際文化賞受賞者・福武總一郎のために、急遽ライブペインティングを依頼されたことから始まった。人生で初めて人前で描いた絵《お祝いの調べ ”直島”》。驚くべき制作のスタートにおいて、デビュー作品は大好評を得た。

 同年より、観客にイメージや言葉を伝え、来場者が参加して作品が完成する体験型の展覧会を企画。16年には美術館初個展「シンシアリー・ユアーズー親愛なるあなたの 大宮エリーより」(十和田市現代美術館)が開催され、19年の代官山ヒルサイドテラス ヒルサイドフォーラムでの個展「Beautiful Days ~美しき日々」では、インスタレーションの大作「ある日のピクニック」を披露した。

 本展では、大宮が2018年に瀬戸内を旅して描いた新作ペインティング《イサム・ノグチの手紙》と、《瀬戸内の海、朝5時43分》《瀬戸内の海 夕方5時32分》を展示。《イサム・ノグチの手紙》はイサム・ノグチ庭園美術館を訪れた際のインスピレーションから、《瀬戸内の海、朝5時43分》《瀬戸内の海 夕方5時32分》は、心に残った伯方島の空と海の情景から描かれている。