EXHIBITIONS

クリエイションの未来展 第18回 宮田亮平監修

「工藝」とは・・・

2019.02.07 - 03.19

宮田亮平(金工) 生と静

室瀬和美(漆芸、重要無形文化財保持者[蒔絵]) 乾漆蒔絵螺鈿盛器《珠光》

前田正博(陶芸) 色絵洋彩鉢

月岡裕二(截金) 花舞

本間秀昭(竹工) 流紋‐2019

前田宏智(金工) 金象嵌打出し銀器

川北浩彦(木工) 欅造鉢

青木宏憧(漆芸) 守箱-放-

 日本の建築・美術界を牽引する4人のクリエイター、清水敏男、宮田亮平、伊東豊雄、隈研吾を監修者に迎えた展覧会シリーズ「クリエイションの未来」。18回目となる今回は金工家の宮田監修のもと、「工藝」をテーマに開催されている。

 伝統の技術を継承するとともに、新しい表現を創造してきた日本の工藝。日本の豊かな自然が生み出した素材が、用途や芸術性などの要素によってかたちを変え、つくり手から使い手にわたって人々に愛されてきた。

 本展では、現代を代表する工芸作家による、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、截金(きりかね)の作品12点を展示。工藝の流派を超えて多様な作品を集め、「工藝とはなにか」を根底から問う。

 出品作家は監修者の宮田と、重要無形文化財保持者2名を含む青木宏憧、大樋年雄、川北浩彦、小林祥晃、月岡裕二、中田一於、藤沼昇(重要無形文化財保持者[竹工芸])、本間秀昭、前田宏智、前田正博、宮田亮平、室瀬和美(重要無形文化財保持者[蒔絵])の12名。