EXHIBITIONS
小林エリカ「野鳥の森 1F」
目に見えないもの、時間や歴史、家族や記憶、場所の痕跡から着想を得た作品を手がける作家、マンガ家の小林エリカ。2014年には小説『マダム・キュリーと朝食を』(集英社)で、第27回三島由紀夫賞と第151回芥川龍之介賞にノミネートされる。その傍らで、ドローイングやシルクスクリーン、写真、鏡、光や音など多様なメディアを用いたインスタレーション作品を国内外で発表している。
2011年の東日本大震災以前から原子力エネルギーのリサーチを多角的に行う小林。六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声(森美術館)においては、自身の家族の個人史とも重ね合わせながら、福島の過去の時間と放射性物質の存在や、目には見えないものたちへの想像力を喚起させる、ドローイング、ネオン、音からなるインスタレーション《日出ずる(Sunrise)》としてまとめ上げた。
本展では、30点におよぶペインティング作品「野鳥の森」を含む、新作シリーズを展示。一連の作品は、現在の福島で、汚染水タンクの置き場となっている土地にかつて存在した「野鳥の森」に咲いていたであろう花々の姿、そして原子力エネルギーにまつわる繊細な記憶から着想を得ている。
2011年の東日本大震災以前から原子力エネルギーのリサーチを多角的に行う小林。六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声(森美術館)においては、自身の家族の個人史とも重ね合わせながら、福島の過去の時間と放射性物質の存在や、目には見えないものたちへの想像力を喚起させる、ドローイング、ネオン、音からなるインスタレーション《日出ずる(Sunrise)》としてまとめ上げた。
本展では、30点におよぶペインティング作品「野鳥の森」を含む、新作シリーズを展示。一連の作品は、現在の福島で、汚染水タンクの置き場となっている土地にかつて存在した「野鳥の森」に咲いていたであろう花々の姿、そして原子力エネルギーにまつわる繊細な記憶から着想を得ている。