EXHIBITIONS

粋な古伊万里

江戸好みのうつわデザイン

2018.11.23 - 2019.01.20

色絵圏線楓文蓋付碗 19世紀初期 写真 © Toyama Takayuki

色絵圏線楓文蓋付碗 19世紀初期 写真 © Toyama Takayuki

色絵陽刻扇菊唐草文水注 18世紀 写真 © Toyama Takayuki

色絵螺旋文蓋物 18世紀後期 写真 © Toyama Takayuki

色絵薊文猪口 18世紀前期 写真 ©Toyama Takayuki

 いまからおよそ400年前、江戸時代初頭に佐賀県有田町で日本初の磁器として誕生した伊万里焼。初めは豪華な器として、公家や大名などの上流貴族や、ヨーロッパで人気を博した。江戸中期に、比較的廉価で実用的なものがつくられるようになると、町人文化が栄えた人々の生活の中に溶け込み親しまれた。

 本展では、江戸の人々の暮らしを彩った約130点の器の数々で、伊万里焼の粋な魅力を紹介する。