EXHIBITIONS

青木野枝

2018.11.15 - 12.09

青木野枝 もどる水-2018 2018 「水と土の芸術祭2018」での展示風景 撮影=山本糾

青木野枝 水のとどまるところ IV 2018 「水と土の芸術祭2018」での展示風景 撮影=山本糾

青木野枝 新作《ふりそそぐもの / 赤 something floating down / red》プランドローイング 2018

 光や風をも通す、環境と調和する鉄の大型彫刻作品を手がけてきた青木野枝は、1958年生まれ、東京都出身。「第40回中原悌二郎賞」(2017)、「第55回毎日芸術賞」(2014)などを受賞。2014〜15年にかけてスイス、ポーランド、ドイツを巡回した「ロジカルエモーション」展に出品するなど、国内外で活動している。

 近年に参加した「水と土の芸術祭2018」では、新潟県・旧栗ノ木排水機場の記憶をたどり、「水を排する」イメージから生まれた《もどる水‐2018》などを発表した。

 本展では、鉄だけではなく、ステンドグラス用のアンティークガラスを用いて制作した新作を展示。透過率の高いガラスによって、複雑で美しい空間が現れるだろう。