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青木野枝

Noe Aoki

1958年東京都出身の彫刻家、版画家。81年武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業、83年同大学院造形研究科(彫刻コース)修了。活動初期より、工業用の鉄板を円などの基本となるかたちに切り出し、それらをつなぎ合わせるように溶接した彫刻作品を手がけてきた。生命やその働きへの関心を背景に、循環する様々な水のあり方を表現した作品は、反復を基本に分散的な構造を持ち、軽やかなイメージを特徴とする。2010年代に入り、石膏を用いた立体作品なども発表。第50回芸術選奨文部大臣新人賞、第33回中原悌二郎賞優秀賞、第55回毎日芸術賞などを受賞。これまで参加した主な展覧会に、越後妻有アートトリエンナーレ 2015(新潟県)、「ロジカル・エモーション―日本現代美術展」(スイス、2014)、個展に「青木野枝 ふりそそぐものたち」(豊田市美術館など、2012)、「青木野枝 個展」(上海美術館、2008)など。美術館のコレクションに加え、資生堂アートハウス(静岡県)、日本生命保険相互会社(大阪府)、製鉄記念広畑病院(兵庫県)、東京ガーデンテラス紀尾井町(東京都)などでもパブリック・アート作品を見ることができる。