EXHIBITIONS

イサム・ノグチと岡本太郎

越境者たちの日本

イサム・ノグチと岡本太郎 北鎌倉の夢境庵にて 1954

慶應義塾大学 萬來舎(ノグチ・ルーム)内観 1951-52頃 ©The Noguchi Museum / ARS - JASPAR

イサム・ノグチ あかり 1953- 香川県立ミュージアム © The Noguchi Museum / ARS - JASPAR

岡本太郎 光る彫刻 1967

岡本太郎 日の壁 旧東京都庁舎

岡本太郎 明日の神話 1968年 川崎市岡本太郎美術館蔵

 欧米で芸術家として活躍し、越境者として日本文化を見つめ、戦後の芸術界に大きな影響を及ぼしたイサム・ノグチと岡本太郎。両作家に焦点を当てる展覧会が開催される。

 ノグチ(1904-88)はロサンゼルスで日本人の父と米国人の母との間に生まれ、世界文化を横断しながら彫刻をはじめとした舞台美術や家具、プロダクトのデザイン、陶芸など、幅広い制作を精力的に行った。いっぽう、岡本(1911-96)は、19歳からの10年間をパリで過ごした後、日本で前衛芸術運動を主導。異邦人としての目を持ちながら、国内で画業を追求した。

 本展では、ノグチと岡本の交流やそれぞれの表現活動の展開を明らかにする。個性の異なる2人の越境者の絵画、彫刻、写真、資料、計約150点の作品を通して、「日本」あるいは「日本美」とは何かについて再確認したい。