EXHIBITIONS

宮崎県立美術館コレクション企画 イタリア現代彫刻展

2026.10.31 - 12.23

メダルド・ロッソ《病める子》(1889)

 宮崎市の宮崎県立美術館で、同館のコレクション企画「イタリア現代彫刻展」が開催されている。会期は12月23日まで。

 同館では、近現代彫刻史において重要な位置を占め、宮崎県の彫刻界にも多大なる影響を与えてきたイタリア彫刻を、コレクションの柱のひとつとして収集してきた。本展は、同館収蔵のイタリア彫刻を選りすぐって紹介する。

 会場では、19世紀末の近代彫刻の先駆者であるメダルド・ロッソ(1858〜1928)や、20世紀具象彫刻の巨匠であるアルトゥーロ・マルティーニ(1889〜1947)、マリノ・マリーニ(1901〜80)、ジャーコモ・マンズー(1908〜91)の作品を展示。さらに抽象彫刻のジャーコモ・バルラ(1871〜1958)やアルナルド・ポモドーロ(1926〜2025)など、伝統的な作品から革新的な表現まで、多彩な作品群を公開している。

 加えて、誰もが安心して過ごせる「開かれた美術館」を目指した取り組みを展開。視覚だけでなく触覚とも親和性が高い彫刻の性質を生かし、作品を触って鑑賞できる場なども設けられる。