EXHIBITIONS

植松 永次 | 宮林 妃奈子

2026.09.09 - 10.11
 東京・原宿のGallery 38で「植松 永次 | 宮林 妃奈子」展が開催されている。会期は10月11日まで。

 植松永次は1949年生まれの陶芸家。70年代初頭より半世紀以上にわたり土と向きあい、泥の軌跡や焼成による亀裂、素材本来の質感を生かした作品を制作してきた。宮林妃奈子は1997年生まれの画家。2025年からベルリンを拠点に活動し、絵画と身体、壁、展示空間との関係を探る実践を続けている。

 本展では、陶と絵画という異なる表現媒体を用いるふたりの新作を公開。素材を一方的に形づくるのではなく、その性質に呼応しながら作品の在り方を探るという共通の姿勢に注目する。植松は、土がもつ時間の蓄積や自然の気配をすくい上げる作品を発表し、宮林は、絵画を壁から離す試みを通して、「絵がある」という状態を問い直す作品を展示している。