EXHIBITIONS

企画展

レオ・レオーニと仲間たち

2026.07.11 - 08.30
 長崎市の長崎県美術館で「レオ・レオーニと仲間たち」が開催されている。会期は8月30日まで。

 レオ・レオーニ(1910〜99)はオランダ・アムステルダム生まれ。絵本作家、画家、デザイナー。幼少期にヨーロッパ文化に親しみ、青年期にはイタリアでブルーノ・ムナーリらと交流。1930年代半ばよりミラノでグラフィックデザインの仕事を始め、39年に渡米。オリヴェッティ社やMoMAの広告、ビジネス誌『フォーチュン』のアートディレクションなどを手がけている。59年に初の絵本『あおくんときいろちゃん』を出版して以降、絵本制作と並行して油彩画や彫刻も制作し、ニューヨークとイタリアを往来しながら創作活動を続けた。

 本展では、『スイミー』(1963)や『フレデリック』(1967)などで知られるレオーニの生涯にわたる制作活動と、影響関係にあったアーティストたちをあわせて紹介。絵画、彫刻、デザイン、絵本原画など約370点を通して、20世紀のイタリアやアメリカで多彩な分野にわたり活動したレオーニの創作の全貌に迫る。

 また、ヨーロッパとアメリカ、コマーシャルアートとファインアートなど、様々な領域を越えて活動したレオーニの歩みを、20世紀文化史の流れのなかからたどる。最終章では絵本原画を多数展示し、30年以上にわたる絵本制作の軌跡を展観する構成となっている。

 なお、板橋区立美術館の長年にわたる調査研究の成果である本展は、2024年から全国を巡回してきたが、今回の展示が最終会場となる。