EXHIBITIONS

特別企画展

小野忠弘展 創作の軌跡、新しい光

2026.07.18 - 08.30
 福井市の福井県立美術館で、特別企画展「小野忠弘展 創作の軌跡、新しい光」が開催されている。会期は8月30日まで。

 小野忠弘(1913〜2001)は青森県生まれ。42年に福井へ移住。約70年にわたり制作活動を続けた小野の独特の造形意識は、サンパウロ・ビエンナーレやヴェネツィア・ビエンナーレなどの国際的な舞台で高い評価を受けている。80年代後半には、50年代に制作した半立体作品と、60年代中盤から80年代にかけて追求した平面的な絵画表現が融合したような作品を発表。90年代には「自らが収集してきた美意識の結集化とそれらの境界の探求」を試み、《BLUE》《Silver》などのシリーズを制作。これらの制作は、創作活動の集大成として没する直前まで続けられた。

 小野の没後四半世紀となる今年開催されている本展では、1990年代を代表するシリーズを網羅するとともに、初期から中期にかけての代表作を展示。あわせて未発表作品を初公開し、小野の表現の深層を紹介するものとなっている。