EXHIBITIONS

暗闇をくぐってみたら Part2 笹岡由梨子展「渦巻」

2026.07.18 - 09.23
 千葉県市原市の市原湖畔美術館で、「暗闇をくぐってみたら Part2 笹岡由梨子展『渦巻』」が開催される。会期は7月18日〜9月23日。

 笹岡由梨子(1988〜)は大阪府生まれ、滋賀県を拠点に活動。2017年に京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程メディア・アート領域を満期退学した。京都府文化賞奨励賞、咲くやこの花賞、Kyoto Art for Tomorrow 2019 ―京都府新鋭選抜展最優秀賞などを受賞している。

 同館は、2026年1月から4月までの改修工事に伴う完全休館を経て、9月まで部分開館。作風の異なる2組のアーティストによる劇場型の連続個展を開催する。5月に開催された竹内公太展に続く第2弾では、キャラクターや歌を軸に独自の物語空間を生み出す笹岡を紹介する。

 本展では、高滝ダム建設により湖底に沈んだ村の住人たちの記録写真と、美術館の前身である「市原市 水と彫刻の丘」の基となった「水中彫刻公園」構想図を取り上げる。笹岡は村人たちを自ら演じ、構想図に触発されながら歌い、遊び、記憶を交わすことで、この土地に堆積する歴史を身体的・空間的経験へと変換する。