EXHIBITIONS

葛飾北斎展-名品でたどる70年の軌跡-

2026.04.11 - 05.10, 2026.05.16 - 06.21
 川崎浮世絵ギャラリーで「葛飾北斎展-名品でたどる70年の軌跡-」が開催されている。

 江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎は、20歳でデビューして以来、90歳で没するまで浮世絵界の第一線で活動を続けた。生涯にわたり新たな分野に挑戦し、自身の画風を変化させながら独自の境地を切り拓いた。

 本展では、北斎の約70年にわたる画業の変遷を名品を通じて紹介する。春朗を名乗った初期作品をはじめ、宗理美人と呼ばれる美人像の摺物、自由闊達な線描による版本挿絵、「冨嶽三十六景」をはじめとする晩年の傑作までを展示し、北斎の多面的な魅力に迫る。

 展示室では、「冨嶽三十六景」「諸国瀧廻り」「諸国名橋奇覧」など、70代に手がけた代表作を多数展示。「冨嶽三十六景」からは、《凱風快晴》《山下白雨》《神奈川沖浪裏》を公開している。

 また、西洋画法を取り入れた浮絵、東海道シリーズ、一目図、役者絵、文字絵など、初期から壮年期にかけての幅広い画業を紹介。さらに、30代以降に注力した摺物や版本挿絵にも注目し、風景画とは異なる北斎の表現を見る。