EXHIBITIONS

平野泰子「同時に、どこでも painting is a body.」

2026.03.21 - 04.18
 TEZUKAYAMA GALLERYで、平野泰子による個展「同時に、どこでも painting is a body.」が開催されている。

 平野泰子は1985年富山県生まれ。京都精華大学芸術学部造形学科洋画専攻を卒業。神奈川県在住。現在に至るまで制作と発表を行ってきた。

 本展では、木製パネルにキャンバスを張り、膠と石膏で下地を施し、乾燥後に研磨したのちに三原色の油絵具を何層にも塗り重ねて制作された絵画に着目。視覚、嗅覚、触覚といった知覚要素と、記憶や感情に由来する要素が統合された、多層的な時間感覚を伴うイメージとしての「風景」が創出された。

 また、描くという行為の反復と微細なずれの蓄積によって更新され続ける身体的な空間や、作品が自律的な存在へと転換したことを示す「丸い点」の機能を通して、制作のプロセスを紹介する。

 加えて、本展では初めて横構図での制作に取り組み、制作の連なりのなかで作品同士の関係が生成されていく展示を構成。制作行為の持続的な重なりによって生じる作品間の関係性を空間の中で提示している。