EXHIBITIONS

美と祈り—近現代日本美術にみるキリスト教

2026.01.09 - 02.01, 2026.02.03 - 03.01

山下りん 聖母 1895 柳井原ハリストス正教会

 岡山県立美術館で「美と祈り—近現代日本美術にみるキリスト教」が開催されている。

 本展では、戦国時代に日本へ伝来したキリスト教が、江戸時代の禁教期を経て、明治以降の近代化のなかで再び受容され、日本の美術に多様な影響を及ぼしてきたことに着目する。聖書の物語や祈りの感情が、多くの芸術家の創作に息づいた状況を紹介。大正期を中心に高まったキリシタン時代への関心や、禁教下における信仰、弾圧、殉教を主題とする作品の展開を提示する。

 正教徒の山下りんによる聖像画(イコン)、青木繁や小磯良平の洋画、舟越保武の彫刻、長谷川路可や定方塊石の日本画、竹久夢二や坂田一男など岡山ゆかりのキリスト者による作品を展示。信仰に根ざした表現、キリスト教精神への共鳴、歴史へのまなざしを通して、近現代日本美術におけるキリスト教の影響を紹介する。

 なお、一部展示替えが行われる。