中原ちひろ「188夜の合掌団」

　イムラアートギャラリーで、中原ちひろの個展「188夜の合掌団」が開催されている。

　中原ちひろは1990年京都生まれ。2012年に富山大学芸術文化学部を卒業し、14年に同大学院芸術文化学研究科を修了した。おもな画集に『中原ちひろ』（2015）、『夢の漂流物』（2023）がある。16年に京都文化博物館で開催された「新鋭選抜展 琳派FOREVER」にて大賞を受賞。国内外で個展を開催し、ART TAIPEI、Art Central（香港）などのアートフェアにも出品している。

　中原の絵画は、人物やキャラクターが描かれた独自の画面構成を特徴とし、絵画表現を通じて一貫した世界観を提示してきた。本展では、中原ちひろによる新作・近作を中心に構成された作品群を展示する。