小浦昇

　ギャラリー椿で「小浦昇」が開催される。

　小浦昇は1949年埼玉県生まれ。73年多摩美術大学油画科卒業、75年多摩美術大学大学院美術研究科修士課程を修了した。学生時代より銅版画家として活動を開始し、これまで多数の展覧会を開催してきた。書籍の装丁を数多く手がけるほか、『青い月の物語』『赤い月の物語』（ダイヤモンド社）を出版するなど、多岐にわたる創作活動を行っている。

　銅版画家として活動を続けてきた小浦が、本展ではこれまでの表現を広げた油彩作品18点を紹介する。青を基調とした画面に、情景や女性像が描かれた作品群で構成される。