ARTISTS’ FAIR KYOTO 2025

　京都国立博物館 明治古都館、京都新聞ビル 地下1階、臨済宗大本山 東福寺で「ARTISTS' FAIR KYOTO 2025」が開催される。

　京都府、京都新聞、ARTISTS' FAIR KYOTO実行委員会は、歴史と伝統が息づく京都を舞台にしたアーティスト主導のアートフェアを開催。

　本イベントは、次世代のアーティストが世に羽ばたくためのきっかけづくりとして、また来場者とアーティストとのダイレクトなコミュニケーションを生み出す新しいスタイルのフェアとして8回目を迎える。今回も「Singularity of Art（シンギュラリティオブ アート）」をテーマに、ディレクター・椿昇のもと、従来のアートフェアの枠を超えた新たなアートシステムの創造を目指す。

　メイン会場は、前回初会場となった京都国立博物館 明治古都館と、例年インダストリアルな空間で作品を演出する京都新聞ビル 地下1階。アドバイザリーボード展会場には、京都五山のひとつに数えられる臨済宗大本山 東福寺が初の舞台に決定。これらの趣のあるユニークヴェニューで、ペインティングからテクノロジーを駆使したインスタレーションまで多種多様な表現手法の作品が公開される。

　フェア前日の2月27日には、出品作品からとくに優れたアーティストを選出する「ARTISTS' FAIR KYOTO 2025 マイナビ ART AWARD」の授賞式を開催し、受賞作品やアーティスト情報をいち早く発信。また、会期中は東福寺を会場としたアーティストとのトークイベントや若手批評家の育成を目的としたシンポジウム「歴史・批評・芸術」も実施。さらに、フェア開催にあわせて「ARTISTS' FAIR KYOTO」に所縁のあるアーティストをフィーチャーした展覧会「ARTISTS' FAIR KYOTO:SATELLITE 2025」を京都市内の各所で展開。そのほか、過去の出品アーティストも参加する市内6ヶ所のシェアスタジオを限定公開し、アーティストの創作の裏側に触れるオープンスタジオ企画や多彩な関連イベントも予定されている。