EXHIBITIONS
ザ・トライアングル
坂本森海:火と土と食べたいもの
京都市京セラ美術館で「ザ・トライアングル 坂本森海:火と土と食べたいもの」が開催されている。
「ザ・トライアングル」は、同館のリニューアルオープンに際して新設された展示スペース。京都ゆかりの作家を中心に新進作家を育み、同館の来場者が気軽に現代美術に触れられる場となることをねらいとしている。ここでは「作家・美術館・鑑賞者」を三角形トライアングルで結び、つながりを深められるよう、スペース名「ザ・トライアングル」を冠した企画展シリーズを開催し、京都から新しい表現を発信する。
本展の出展作家である坂本森海(さかもと・かい)は、陶芸を中心に活動を行う現代美術家だ。様々な土地で自ら粘土を採取し、自作の窯を用いて作品を制作してきた。器を焼成するための窯そのものを彫刻として提示しながら、その窯を使って食べ物を焼いて食べる一連のプロセスを、パフォーマンスやワークショップとして発表。坂本の作品では、一貫して陶芸を「使う」ことが目指されている。火と窯と器と食べ物、そしてそれを調理して食べる人間の意思が混ざりあうことで、坂本にとっての「陶芸」の姿が立ち現れる。
本展では、窯と映像、写真を用いたインスタレーションのほか、ワークショップやパフォーマンスなど、坂本が考える「陶芸」を共有するイベントを予定。
「ザ・トライアングル」は、同館のリニューアルオープンに際して新設された展示スペース。京都ゆかりの作家を中心に新進作家を育み、同館の来場者が気軽に現代美術に触れられる場となることをねらいとしている。ここでは「作家・美術館・鑑賞者」を三角形トライアングルで結び、つながりを深められるよう、スペース名「ザ・トライアングル」を冠した企画展シリーズを開催し、京都から新しい表現を発信する。
本展の出展作家である坂本森海(さかもと・かい)は、陶芸を中心に活動を行う現代美術家だ。様々な土地で自ら粘土を採取し、自作の窯を用いて作品を制作してきた。器を焼成するための窯そのものを彫刻として提示しながら、その窯を使って食べ物を焼いて食べる一連のプロセスを、パフォーマンスやワークショップとして発表。坂本の作品では、一貫して陶芸を「使う」ことが目指されている。火と窯と器と食べ物、そしてそれを調理して食べる人間の意思が混ざりあうことで、坂本にとっての「陶芸」の姿が立ち現れる。
本展では、窯と映像、写真を用いたインスタレーションのほか、ワークショップやパフォーマンスなど、坂本が考える「陶芸」を共有するイベントを予定。