EXHIBITIONS
西川由里子「Between us」
GALLERY KTO 原宿で、西川由里子による個展「Between us」が開催されている。
リンゴという物体は、聖書や美術史において重要なモチーフとして扱われてきたり、現代では企業のアイコンマークとして扱われてきたりと、私たちの日常から思想にまで様々なかたちで象徴的に用いられてきた。
しかし、実物を見ながらキャンバスに油彩で描くという古典的な手法を用いて2017年に始まった西川の「林檎像」シリーズでは、リンゴを象徴的に扱うのでもなく食用として実用的に扱うのでもなく、それらによって覆われた複数の意味を排除したありのままの像を描いていくことを試みている。
本展は、2017年から続いている「林檎像」シリーズの最新作展となる。今回初の発表となるインスタレーション、立体作品、24年内に制作されたキャンバス作品、22年取り組んだガラス絵作品の4つの角度から構成。新しい展開となるインスタレーションでは、電球の光がタネとなり絵画上に反射し、描かれている像の境界面をなぞるように点灯していく。
リンゴという物体は、聖書や美術史において重要なモチーフとして扱われてきたり、現代では企業のアイコンマークとして扱われてきたりと、私たちの日常から思想にまで様々なかたちで象徴的に用いられてきた。
しかし、実物を見ながらキャンバスに油彩で描くという古典的な手法を用いて2017年に始まった西川の「林檎像」シリーズでは、リンゴを象徴的に扱うのでもなく食用として実用的に扱うのでもなく、それらによって覆われた複数の意味を排除したありのままの像を描いていくことを試みている。
本展は、2017年から続いている「林檎像」シリーズの最新作展となる。今回初の発表となるインスタレーション、立体作品、24年内に制作されたキャンバス作品、22年取り組んだガラス絵作品の4つの角度から構成。新しい展開となるインスタレーションでは、電球の光がタネとなり絵画上に反射し、描かれている像の境界面をなぞるように点灯していく。