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特別展

バンクシー展 -分離壁に、アート界に、そして社会に風穴を-

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 東大阪市民美術センターで、特別展「バンクシー展 ー分離壁に、アート界に、そして社会に風穴を-」が開催されている。

 バンクシーはブリストル出身の覆面アーティスト。生年月日や本名は不明。1990年代後半から現在までスプレーを使い、ステンシルでデザインされた社会風刺的な絵を世界各地のストリートに非合法に描くことで、国際的に注目を集めている。

 彼が描いたストリート・アートは発見されるや否や、その壁をはがして持ち去ろうとする者が現れたり、消すべきか保護すべきかについて市民投票が行われたりするほか、サザビーズのオークション会場では、落札された瞬間に額縁に仕掛けられたシュレッダーによって作品が裁断され、世界中の人々を驚かせた。この正体不明の覆面アーティストは、いまや世界のポップアイコンとなっている。

 本展では、医療法人宝歯会グループ 財団法人梶原浩喜財団所蔵のバンクシー作品を紹介することを通して、バンクシーのストリート・アーティストであり、メディア戦略家であり、ビジネスマンでもある側面を探る。