EXHIBITIONS
松浦圭祐「resonance」
イムラアートギャラリーで、松浦圭祐による個展「resonance」が開催されている。
松浦圭祐は1970年京都府生まれ。多摩美術大学院の修士課程修了後に渡独、デュッセルフドルフ芸術アカデミーを卒業した。以降、デュッセルドルフを拠点に、ヨーロッパ各地で展覧会を開催。また、大規模な野外インスタレーションを発表してきた。
本展では、松浦の代表作である「jiba」シリーズとあわせて、「resonance」シリーズの新作、新たに取り組んでいる「ku」シリーズを展覧。
松浦の作品は、物質と環境、可視と不可視の境界を探求することをコンセプトに、線や正方形、円、幾何学的形状や色彩といった要素を用いて制作される。それらを特定の空間に配置することで、視覚的に認識可能な形として提示されるが、この形はたんなる物質的存在にとどまらず、空気の流動、振動、磁力、重力、光などの非物質的エネルギーと共鳴し、新たな視覚的および物質的変化をもたらす。
「物質とエネルギーの対比や調和を通じて視覚的リズムをつくり出し、そのリズムによって物質と環境の相互作用から新たな秩序や調和を生み出すことを目指しています」と松浦が言うように、エネルギー同士が共鳴し、衝突することで生まれるダイナミズムを、作品から感じ取ってみてほしい。
松浦圭祐は1970年京都府生まれ。多摩美術大学院の修士課程修了後に渡独、デュッセルフドルフ芸術アカデミーを卒業した。以降、デュッセルドルフを拠点に、ヨーロッパ各地で展覧会を開催。また、大規模な野外インスタレーションを発表してきた。
本展では、松浦の代表作である「jiba」シリーズとあわせて、「resonance」シリーズの新作、新たに取り組んでいる「ku」シリーズを展覧。
松浦の作品は、物質と環境、可視と不可視の境界を探求することをコンセプトに、線や正方形、円、幾何学的形状や色彩といった要素を用いて制作される。それらを特定の空間に配置することで、視覚的に認識可能な形として提示されるが、この形はたんなる物質的存在にとどまらず、空気の流動、振動、磁力、重力、光などの非物質的エネルギーと共鳴し、新たな視覚的および物質的変化をもたらす。
「物質とエネルギーの対比や調和を通じて視覚的リズムをつくり出し、そのリズムによって物質と環境の相互作用から新たな秩序や調和を生み出すことを目指しています」と松浦が言うように、エネルギー同士が共鳴し、衝突することで生まれるダイナミズムを、作品から感じ取ってみてほしい。