EXHIBITIONS
志賀耕太「SIDE GAME」
マイナビアートスクエア(MASQ)で「ARTISTS’FAIR KYOTO 2024 マイナビ ART AWARD」で最優秀賞を受賞したアーティスト・志賀耕太による個展「SIDE GAME」が開催されている。
志賀耕太は、東京を拠点に、道具や空間、社会がもたらす規則を遊戯的に流用することで、"都市の物語"をシニカルにとらえるようなショートフィルム、パフォーマンスビデオを制作してきた。
本展では、「遊びの歴史」をテーマに、志賀の制作の根幹となる「遊び」と、日本の近現代史、戦後史が交錯する新作の映像インスタレーションを発表。
1945年の終戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の占領下だった球場を舞台として、繰り広げられる一人遊びによって公私の関係を探る《ステートサイド・ゲーム》。そして、1600年代の鎖国下に長崎・出島で広まったビリヤードやバドミントンをモチーフに、遊び道具が兵器として利用される今日の世界で、国家や家族のあり方を問う《鎖国兵器》。
会場では、この2作のレクチャー・パフォーマンス・ビデオを中心に、写真、オブジェ、テキストなど様々な要素が構成、展示される。歴史の一部をフィクションとして現代に構築し、「遊び」を通じて世界をモンタージュすることで、志賀はいまをとらえ直し、新たな物語へと昇華させる。
志賀耕太は、東京を拠点に、道具や空間、社会がもたらす規則を遊戯的に流用することで、"都市の物語"をシニカルにとらえるようなショートフィルム、パフォーマンスビデオを制作してきた。
本展では、「遊びの歴史」をテーマに、志賀の制作の根幹となる「遊び」と、日本の近現代史、戦後史が交錯する新作の映像インスタレーションを発表。
1945年の終戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の占領下だった球場を舞台として、繰り広げられる一人遊びによって公私の関係を探る《ステートサイド・ゲーム》。そして、1600年代の鎖国下に長崎・出島で広まったビリヤードやバドミントンをモチーフに、遊び道具が兵器として利用される今日の世界で、国家や家族のあり方を問う《鎖国兵器》。
会場では、この2作のレクチャー・パフォーマンス・ビデオを中心に、写真、オブジェ、テキストなど様々な要素が構成、展示される。歴史の一部をフィクションとして現代に構築し、「遊び」を通じて世界をモンタージュすることで、志賀はいまをとらえ直し、新たな物語へと昇華させる。