EXHIBITIONS

吉澤美香「skin deep」

AURORA GRAN GALLERY
2024.10.19 - 11.10

吉澤美香 れ - 95 2024 watercolor on paper 100 × 148 mm

 AURORA GRAN GALLERYで、吉澤美香による個展「skin deep」が開催されている。

 吉澤美香は1959年東京都生まれ。1982年に多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業。1984年に同大学大学院美術研究科絵画専攻修了。2006年同大学美術学部絵画科油画専攻助教授、2010年より同教授。

 本展に際して、同廊の川口真央は次のように述べている。

「ヴェネツィア・ビエンナーレと並ぶ国際的な現代美術展ドイツ、カッセルのドクメンタ。1987年のDocumenta 8に数少ない日本人作家として参加した当時28歳の吉澤美香。

 さらに1990年代現代美術をリードしていた佐賀町エキジビットスペースでの個展、東京都現代美術館で作品収蔵、千葉市美術館でのコレクション特集展示など。

 吉澤美香は日本の現代美術の流れを語るうえで欠かせないアーティストである。同廊ディレクター川口育代や同年代のアーティストたちとアトリエくるくるを共有していた1980年代から変わらぬ若々しさで活動を続けている。

 彼女がAURORA GRAN Galleryに来て、3年ぶりに新作展をやろうかなと言ってくれた。いま、iPadで絵を描いているという。やがてたくさんのPOPな色使いの絵を見せられた。大きくプリントして、それらを背景に絵を描くという。永遠の天才少女が描く『皮膚の下』。これは事件だ」(展覧会ウェブサイトより)。