EXHIBITIONS
レオ・レオーニと仲間たち
板橋区立美術館で「レオ・レオーニと仲間たち」が開催される。
レオ・レオーニは、1910年アムステルダム生まれ。幼い時からヨーロッパ各地とアメリカを転々としながら育つ。1930年代半ばよりミラノでグラフィックデザインの仕事を始めるが、イタリアで差別的な人種法が制定されたことをきっかけに、39年に渡米。ニューヨークを中心に、アートディレクションなどを手がける。59年に初の絵本『あおくんときいろちゃん』を出版してからは徐々に広告の仕事から退く。以後、年にほぼ1冊の絵本を出版しながら、油彩画、彫刻、版画などの制作に没頭。イタリアのトスカーナにアトリエを持ち、ニューヨークとイタリアを行き来する生活を30年以上続けた。
本展では、レオーニの生涯にわたる制作活動と、影響関係にあったアーティストたちをあわせて紹介する。板橋区立美術館はレオーニ本人の協力により、96 年に日本初のレオ・レオーニ展を開催。レオーニの逝去後は遺族との交流が続き、2020年に開催した「だれも知らないレオ・レオーニ展」での多数の初公開作品の紹介につながった。
同館にとって3度目のレオ・レオーニ展となる本展では、こうした交流の積みかさねや長年にわたる調査研究を通して明らかになったレオーニの活動の全貌を、20世紀の文化史の大きな流れのなかから検証する初の試みだ。
レオ・レオーニは、1910年アムステルダム生まれ。幼い時からヨーロッパ各地とアメリカを転々としながら育つ。1930年代半ばよりミラノでグラフィックデザインの仕事を始めるが、イタリアで差別的な人種法が制定されたことをきっかけに、39年に渡米。ニューヨークを中心に、アートディレクションなどを手がける。59年に初の絵本『あおくんときいろちゃん』を出版してからは徐々に広告の仕事から退く。以後、年にほぼ1冊の絵本を出版しながら、油彩画、彫刻、版画などの制作に没頭。イタリアのトスカーナにアトリエを持ち、ニューヨークとイタリアを行き来する生活を30年以上続けた。
本展では、レオーニの生涯にわたる制作活動と、影響関係にあったアーティストたちをあわせて紹介する。板橋区立美術館はレオーニ本人の協力により、96 年に日本初のレオ・レオーニ展を開催。レオーニの逝去後は遺族との交流が続き、2020年に開催した「だれも知らないレオ・レオーニ展」での多数の初公開作品の紹介につながった。
同館にとって3度目のレオ・レオーニ展となる本展では、こうした交流の積みかさねや長年にわたる調査研究を通して明らかになったレオーニの活動の全貌を、20世紀の文化史の大きな流れのなかから検証する初の試みだ。